人材紹介会社には3つの業態があると言われています。「登録型」、「サーチ型」、「アウトプレースメント型」の3つです。
「登録型」は、転職の意思を持つ人材のプロフィールを自社に登録しておき、彼らにマッチしそうな求人企業を紹介するタイプです。このタイプの人材紹介では、主に登録者側の希望に重点を置いた紹介になります。紹介手数料は、登録者が入社するのと引き換えに企業から支払われる、成功報酬型が基本になります。
「サーチ型」は、求人企業の要望に則って適切な人材を探し出し、転職を働きかけるタイプです。いわゆるヘッドハンティングと呼ばれているものです。報酬は前払いであることが多く、紹介会社は、適切な人材が入社するまで探し続けることもあります。
「アウトプレースメント型」は、人員整理を迫られた企業が転出する社員の転職斡旋を依頼するタイプです。この場合は、依頼した送り出し側の企業が費用を負担し、受け入れ側である求人企業は手数料を支払わないのが普通です。